『虚ろなるレガリア』
『虚ろなるレガリア』について
『虚ろなるレガリア』は、現代異能バトル系のライトノベルで著者は『ストライク・ザ・ブラッド』で有名な三雲岳斗先生で、イラストは深遊先生が担当している。略称は、「虚レガ」。
あらすじ
その日、東京上空に現れた巨大な龍が、日本という国家の崩壊の始まりだった。
魍獣と呼ばれる怪物たちの出現と、世界各地で巻き起こった“大殺戮”によって日本人は死に絶え、日本全土は各国の軍隊と犯罪組織に占領された無法地帯と化してしまう。
ヤヒロは数少ない日本人の生き残り。龍の血を浴びたことで不死の肉体を手に入れた彼は、無人の廃墟となった東京から美術品を運び出す“回収屋”として孤独な日々を過ごしている。
そんなヤヒロを訪ねてきたのは美術商を名乗る双子の少女ジュリとロゼ。二人がヤヒロに依頼したのは、魍獣を従える能力を持つという謎の存在“クシナダ”の回収だった。
廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ、新たなる龍と龍殺しの物語、堂々開幕!
おすすめポイント
一番推すことができるポイントは何より、文章力の高さです。ストブラを手掛けた三雲先生だからこそ書けるアクションシーンは文字だけなのに情景がありありと浮かんでくるほどです。また、主人公八尋の境遇はとても悲しいものであり、思わず同情してしまうこと間違いなしです。他にも異能の設定がしっかりと作り込まれているだけでなく、「魍獣」と呼ばれる怪物たちも種類が多く、中高生の少年には、ぶっ刺さること間違いなしです。
その他
2022年5月現在で既刊は2冊、6月には第3巻が発売予定です。
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