『美少女にTS転生したから大女優を目指す!』
概要
『美少女にTS転生したから大女優を目指す!』は、著者「武藤かんぬき」、イラスト「あって⇒七草」で送られるTS×お仕事モノ作品です。HJ文庫から刊行されていて、2023年1月現在、1巻のみの刊行となっています。また、HJ小説大賞2021前期の受賞作です。
著者の武藤かんぬき先生は本作が初の書籍化のようです。とても、面白い作品だったので今後の活躍に期待です。
イラストのあって⇒七草先生はライトノベルのイラストは今回が初だと思われます。普段はSNSで主にロリのR18なイラストを描いているそうなので気になった方はぜひ笑。
あらすじ
過去に演者を目指していたが、病に倒れて5年以上寝たきりで過ごしていた松田圭史。彼は気が付くと昔住んでいた懐かしいアパートの一室にいた。その姿を女児の赤ん坊・松田すみれに変えて。
思いがけないやり直しに、戸惑いつつもより良い人生を送るため日々奮闘するすみれ。そんな彼女(?)の運命は、姉が勝手に応募した『全国美少女オーディション』により大きく動き出す――!!
人生を悲観していた30代後半のおじさんが美少女に転生したら大女優に!? TSやり直し現代ファンタジー、華麗に開幕!
登場人物
・松田すみれ
詰んだおじさんから一転、目が覚めたら美少女になって過去に戻ってきた主人公。せっかく得たチャンスから、色々なことに挑戦するのに前向き。
・岡本なお
明るくて快活なすみれの幼稚園からの幼馴染。すみれ、なお、ふみかの3人でいつも一緒にいて、3人の中では最も身長が高い。
・高橋ふみか
物静かだが、芯が強い、すみれの幼稚園からの幼馴染。すみれが世話焼きで周りから頼られることに、若干嫉妬している。
・木村透歌
すみれの小学校での同級生。しっかり者でまとめ役なため、途中から編入してきたすみれの世話を焼いてくれる。無防備なすみれの保護者を自認。
・栗田由美子
大女優大島あずさの門下生の一人。主に舞台で活躍している。門下生内では最年少だったため、さらに年下のすみれを可愛がってくれている。
感想
めっちゃ面白い!
とにかく読んでて飽きないなという印象です。地の文でも退屈しないので、先生の文章力が高いのでしょうね笑。
そして、少女たちが可愛すぎる!特にすみれ。
頑張ってる少女って良いですよね。
一巻はページ数も少なめで、プロローグの巻という印象だったので続刊に期待していきたいです。
こんな人におすすめ
- TSモノが好きな人
- お仕事モノが好きな人
- 頑張ってる少女をひたすら愛でてあげたい人
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『ガリ勉くんと裏アカさん』
概要
『ガリ勉くんと裏アカさん』は、著者「鈴木えんぺら」、イラスト「小花雪」で送られるラブコメ作品です。HJ文庫から刊行されていて、2023年1月現在、1巻のみの刊行となっています。また、HJ小説大賞2021前期の受賞作です。
著者の鈴木えんぺら先生は本作が初の書籍化ということで、今後も頑張って欲しいです。
イラストの小花雪先生もライトノベルのイラストを担当するのは本作が初だそうです。表紙のイラストなんかはとても素晴らしいので今後の活躍に期待です。
あらすじ
成績優秀だが、SNSでのエロ系裏垢漁りが密かな趣味の少年・勉。 ある日、クラスのアイドル・茉莉花を偶然助けて接点を持った彼は、最推しの裏垢女子・RIKAと茉莉花の共通点に気付く。
そして思わずカマをかけてしまったところ……本当に同一人物だと発覚!?
「ふたりだけの秘密にしてくれる? 私たち、ふたりだけの秘密」
利害関係の一致で秘密を共有した二人だが、接していくうちにむっつりスケベなお互いの相性がバッチリだと分かり……? 画面越しだと大胆なのに対面だと健全な純愛ラブコメ、開幕!
登場人物
・立華 茉莉花
本作のメインヒロインで文化祭のミスコンで優勝した学校一の美少女。クラスでも当然アイドルだが、勉と不思議な縁ができる。
・狩谷 勉
本作の主人公。成績優秀だが内申点は低い系のガリ勉。SNSでエロ系裏垢の画像を漁るのが密かな趣味。
・天草 史郎
チャラい見た目通りの陽キャ男子。勉とは意外に気が合い、高校では唯一の友人。
感想
⚠酷評です。作者様及び、作品を好きな方はその辺を理解していただきたいです。
感想としては勿体ないなという感じです。ストーリーに関しては、独自の「裏アカ女子」という設定を生かし切れていないなと感じました。着眼点は凄く面白いと思います。キャラに関して言うと、どうしても主人公が好きになれないというか…。読者にも敵を作ってしまいそうな言い方で、あまり高校生らしくないなという印象を受けました。また、主人公が時折、「む?」というんですが、これがいかんせん合わない。「ん?」じゃダメなんでしょうか。まぁ、キャラの性格には合ってるような気がしますが…。今後に期待を込めて追っていこうかなという感じです。
こんな人におすすめ
- ラブコメ好きな人
- H系の作品が好きな人
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『EVE ー世界の終わりの青い花ー』
概要
『EVE ー世界の終りの青い花ー』(以後「EVE」と表記)は、著者「佐原一可」、イラスト「刀 彼方」で送られるSF作品です。
著者の佐原先生は二見サラ文庫より『華天楼夢想奇譚~八月の海市の物語~』なども刊行されています。
イラストの刀先生はHJ文庫より『最弱無能が玉座へ至る』などのほか、Vtuberの立ち絵なども担当されています。
『EVE』はHJ文庫から刊行されており、2022年11月現在、1巻のみが刊行されています。単巻完結の可能性もありそうです。
あらすじ
人類の未来を計算する方程式。その解の出力端末として生み出された言語機械の女・青子と十二歳の少女・イヴ。しかし、何も知らないイヴは、白昼夢として見る未来の断片に悩まされていた。そんなある日、宗教団体〈ブルーフラワーズ・ワールドエンド〉の指導者となっていた青子の起こした事件に巻き込まれ、宇宙へと遭難してしまう。酸素が減っていき混乱する宇宙船の中で、イヴは自分が殺される未来を視てしまう。果たしてイヴは予言の未来を捻じ曲げ、生き残ることが出来るのか?
登場人物
・イヴ・ハイデンライヒ
本作の主人公である12歳の少女。白昼夢としての断片的な未来視に悩まされている。リュケイオン高等技術研究所の所長であるヴェルクラウス・ハイデンライヒの娘。
・ヤクモ・イシュカ・シバ
名門シバ家の三男だが、長男と次男が不祥事を起こしたこともあり、母親から過保護を受けている。シバ家特有の琥珀色の双眸と鋼色の髪を持っている。
・シスター・ブルー
自らを青子と名乗る、唯一の喋る人型の言語機械。全人類のための行動を強要されていて、過去にテロ行為を起こした。
感想
最近はSFモノをあまり読んでいなかったので、少し理解に時間がかかる部分が多かったです。しかし、ストーリーはしっかりと面白く、伏線回収も見事でした。もう一度読み返したい作品だなという印象です。主人公のイヴが可愛らしく、特に高校生の大人びた感じが好きです。
単巻完結の可能性もありますが、続刊があるならば是非読みたい作品です。
こんな人におすすめ
・SF作品が好きな人
・デスゲーム作品が好きな人
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『偶然屋』
概要
『偶然屋』は著者「七尾与史」で送られる、ユーモアミステリー作品です。
七尾与史先生は、幻冬舎文庫より『ドS刑事シリーズ』、宝島社文庫より『死亡フラグシリーズ』などが刊行されています。
『偶然屋』は小学館文庫より刊行されていて、2022年10月現在、続編の『偶然屋2』が刊行されています。
あらすじ
出会いと別れ、栄光と挫折、幸福と不幸、そして生と死・・・・・・。
あなたの人生を左右した「偶然」や「運命」は、実はすべて仕組まれていたのかもしれない。奴らによって――。
弁護士試験に挫折して就職活動中の水氷里美は、ある日、電信柱に貼られた「オフィス油炭」という会社の求人広告を見つける。藁にもすがる思いで連絡を入れると、面接場所に指定されたのは、なんと錦糸町のパチンコ屋!?
数々のミッションをなんとかクリアして、入社が認められた里美に与えられたのは「アクシデントディレクター」という聞き慣れないお仕事だった――。
確率に異常にこだわる社長の油炭、かわいいけれど戦闘能力の超高い女子中学生・クロエとともに、里美はクライアントからの依頼を遂行していくが、あるとき「偶然屋」たちの前に、悪魔のような男の存在が浮かび上がる・・・・・・。
ブラックユーモアミステリーの名手が本領発揮! こんな展開、予測不能!!
『ドS刑事』シリーズで人気の著者、新たなる代表作。
登場人物
・水氷里美
早稲田大学に一発合格したものの、司法試験に落ち、就職にも失敗したためか、パチンコ店に入り浸るようになる。ある日、電柱の不可解な位置に張り付けられた「アクシデントディレクター」の張り紙を「アシスタントディレクター」と読み間違え、オフィス油炭で働くことになった。口が悪い。
・油炭寿文
オフィス油炭の社長。無精ひげを生やしており、つかみどころのない性格。過去にとある事件で姉を亡くしている。
・雨宮クロエ
オフィス油炭でバイトをしている、14歳の女子中学生。口は悪いが、戦闘に長けている。
感想
第一章から第三章までは関連性のない二つの話が展開される二部構成となっており、最終章で全てが繋がった時は、思わず声が出るほどでした。
文章力が高いだけでなく、伏線回収も良くできていてとても面白く感じました。
こんな人におすすめ
・七尾与史作品が好きな方
・お仕事モノが好きな方
・ユーモアミステリー作品が好きな方。
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『陰キャだった俺の青春リベンジ』
概要
『陰キャだった俺の青春リベンジ』は著者「慶野由志」、イラスト「たん旦」で送られるタイムリープラブコメ作品です。
著者の慶野先生はスーパーダッシュ文庫より『つくも神は青春をもてなさんと欲す』なども刊行されています。
イラストのたん旦先生はファンタジア文庫より『【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。』なども担当されています。
『陰キャだった俺の青春リベンジ』は角川スニーカー文庫から刊行されており、2022年10月現在、3巻まで刊行されています。略称は「陰リベ」です。
あらすじ
ブラック企業で身も心もボロボロになって倒れた新浜心一郎は目覚めたら高校二年生にタイムリープしていた。陰キャで灰色だった高校生活……でも今の自分ならきっとやり直せるはず。
時を超えて再会した憧れの美少女・紫条院春華は、思い出以上に天真爛漫で可愛くて、何より新浜のことをまっすぐ見つめてきて……
「昨日までの新浜君とはすごく変わった気がします。優しいところはそのままに、大人になったみたいで素敵です!」
もしも未来を変えられるなら、酷いイジメの末に命を絶った彼女を絶対に救いたい。手に入れた大人のメンタルと社畜力で、彼女と一緒に二度目の青春にリベンジする――!
登場人物
・新浜心一郎
本作の主人公。ブラック企業で身も心もボロボロの状態で気を失い、目覚めると高校2年生にタイムリープしていた。陰キャだった高校時代をやりなおすと共に、紫条院さんに待つ絶望の未来から回避させようと奮闘する。
・紫条院春華
本作のメインヒロイン。天真爛漫で誰にでも優しく、学校で一番と評判の美少女。新浜に紹介してもらったことがきっかけで、ライトノベルにはまってしまう。
・風見原美月
クラスの文化祭実行委員。真面目だが、協調性を重視するあまり、クラスの出し物を全然決めることができなかった。表情がでにくいタイプ。
感想
まず文章が全体的に読みやすいです。スラスラ読めるので小休憩を挟まずに読み切りました。
また、登場人物が魅力的なのも凄く良かったです。新浜は社畜時代が不遇すぎて、とにかく楽しい生活を送って欲しいと思うばかりです。紫条院さんも、ピュアでとても可愛いです。推せます。
物語は、文化祭がメインなのですが、段々とクラスが一丸となっていく様は読んでいて感心しましたね(笑)。
こんな人におすすめ
・社会人生活に疲れてる方
・1対1の純愛ラブコメが好きな方
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『りゅうおうのおしごと!』
『りゅうおうのおしごと!』について
『りゅうおうのおしごと!』はGA文庫から出されている、将棋を題材としたライトノベル。著者は白鳥士郎先生で、イラストはしらび先生が担当している。コメディ要素も多いものの将棋の試合の様子などは実際の通りで、将棋好きでも将棋を知らない方でも楽しむことができる。
あらすじ
玄関を開けると、JSがいた――
「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました!」
16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に
押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。きゅうさい。
「え? ……弟子? え?」
「……おぼえてません?」
憶えてなかったが始まってしまったJSとの同居生活。ストレートなあいの情熱に、
八一も失いかけていた熱いモノを取り戻していく――
『のうりん』の白鳥士郎最新作! 監修に関西若手棋士ユニット『西遊棋』を迎え
最強の布陣で贈るガチ将棋押しかけ内弟子コメディ、今世紀最強の熱さでこれより対局開始!!
おススメポイント
この作品の良さは、コメディとシリアス(言うほどシリアスでもないが)のバランスが取れているところにあります。また、登場するキャラクターはそれぞれに魅力がつまっており作品の質をより高めています。そして不思議なことに、ヒロインは年下ばかり…
その他
2022年6月現在で、既刊は17冊(本編16冊、電子限定1冊)。
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『キネマキア』
『キネマキア』について
『キネマキア』は、ジャンプ+から出されているホラー×アクションものの漫画です。作者はオオヒラ航多先生。主人公の竜胆が最高のホラー映画を撮るために「忌涅魔(キネマ)」であるオノオトコと行動を共にしていく形で物語は進む。
あらすじ
恐怖開幕 決して一人では読まないでください。 ホラー映画を愛する黒澤竜胆が託された一本のフィルム。収められていたのはホラー映画界の巨匠・スカイの未完成作品「オノオトコ」。そこには忌涅魔(キネマ)と呼ばれる映画の化身が封印されていた。本物の化物(クリーチャー)で最恐のホラーを撮りたい竜胆は封印を解くための戦いに飛び込んでいく!!
おすすめポイント
この作品を語る上で欠かせないのが「忌涅魔」の存在で、実際に公開されているホラー映画をオマージュしたものが多く、元の作品を見つけてみるのも楽しいと思います。また、主人公竜胆は狂気じみているほどホラー映画が好きなため、「恐怖」の感情が彼にはほぼなく、見ている側もがっつり構えずに読むことができるので、ホラー苦手な人にもおすすめです。
その他
2022年5月現在で既刊は2冊、7月に第3巻の発売が予定されている。
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